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高麗川清流

高麗川コンクリート遊歩道に反対し計画再考を求める会

上田清司 埼玉県知事の回答

横山 秀男 様

 私あてのメールを拝見いたしました。
 埼玉県内には関東平野をつくったともいうべき利根川や荒川をはじめ大小様々な河川が流れています。県土に占める河川の面積の割合(3.9%)は日本一、川幅(鴻巣市と吉見町の境を流れる荒川の幅は何と2,537メートル)も日本一です。埼玉県はまさに「川の国」と言えます。
 県では県民だれもが川に愛着を持ち、ふるさとを実感できる川の国埼玉を目指し、「清流の復活」と「安らぎとにぎわいの空間創出」を2本柱として川の再生事業に取り組んでいます。
 現在、高麗川都幾川など県内17の川を対象に、まちづくりと川の再生を一体で進める川のまるごと再生プロジェクトを展開しています。
 このプロジェクトでは地域住民や河川愛護団体、学校関係者、地元市町、県などを構成員とするワーキングチームを作り、具体的な整備計画や水辺空間の利活用、維持管理についてワーキングチームの皆さんが検討・決定しています。
 お話をいただいた高麗川のプロジェクトは清流高麗川に多くの人が触れ合い、楽しんでもらうため、川沿いの遊歩道や魚道などの整備について日高市から提案がありました。これまでワーキングチームで話合いを行い、整備計画を検討してきました。
 今年7月のワーキングチームの話合いの中で周辺にお住まいの皆さんを対象とした説明会の開催要望が出され、7月下旬から8月上旬にかけて開催しました。この説明会ではプロジェクトに賛成する意見もありましたが、反対する意見もあったことを担当課から私も聞いています。
 説明会などでいただいたご意見やご要望については、ワーキングチームにおいて日高市や地域住民の方々と一緒によく検討するよう担当の飯能県土整備事務所に指示をしています。
 12月11日にはこのワーキングチームで話合いが行われます。このたびのご提言についてもしっかりと検討し、その結果について横山様にお知らせするよう同事務所に指示をしました。
 埼玉の川で世代を超えた方々が集い、地域活動やウォーキングなどで汗を流す。子どもたちは環境学習で学び、川遊びを楽しむ。そしてアユが泳ぎ、ホタルが舞う。そのような風景が私の目指す「川の国埼玉」の姿です。川に対する思いは私も横山様と同じです。
 県では引き続き自然環境や景観に配慮しながら河川の安全を確保し、人にも環境にも優しい河川をつくっていきます。
 
埼玉県知事 上田 清司