高麗川清流

高麗川コンクリート遊歩道に反対し計画再考を求める会

谷ケ﨑照雄 日高市長への要望書

日高市長 谷ケ﨑照雄様

2015(平成27)年12月3日 
 高麗川コンクリート遊歩道に反対し計画再考を求める会 
代表 横山秀男

高麗川コンクリート遊歩道設置の中止と計画再考の要望

 時下ますますご清祥のことと存じます。 
 高麗川まるごと再生プロジェクトのうち天神橋からの工区の工事着工が近いと漏れ聞く中、私たち「高麗川コンクリート遊歩道に反対し計画再考を求める会」は、県の事業としての責任者である埼玉県知事に別紙の要望書を提出致しました。
 市長におかれましても、要望書を読んでいただき、事業案の提出、地元対策及び推進等において県事業に協力する市の責任者として、是非、ご理解を賜りたいと切望しております。
 私たちは、自然豊かな高麗川の自然護岸を残し、河川敷へのコンクリート遊歩道を中止し計画を再考していただくことを要望致します。日高市民の思いに応え、現在の総合計画に合致する将来の街づくりのためには、そうすることが必用と考えます。
 市民は豊かな自然環境の中の生活を望んでいます。また多くの転入者も自然豊かな環境に引かれて日高市に住まうことを選択しています。瀬音とみどり豊かな高麗川にコンクリート遊歩道を建設することは望まれていないことを、私たちは確信します。
 市長は公約において、それまで強力に推進されてきたごみの有料化を中止し、分別徹底による減量化を打ち出されました。その結果、市民も市長の訴えに応え、成果を出すことに成功しました。
 私たちは、県事業高麗川丸ごと再生プロジェクト」による、コンクリート遊歩道設置を中止し計画を再考することが、県政及び市政への理解を増加させ、ひいては市民の力を結集し、結果として市の活力を高めると信じています。
 今回の工事を中止し、市が当初計画されていた案に、例えば私たちが考える要素を加えたような代替案を、全市民的議論による検討を経た上で、再推進を図っていただくことをお願いする次第です。

以上